マスコミ界隈では明日告示の東京都知事選で盛り上がっている中、
というニュースが飛び込んできた。
もし仮に天皇陛下が退位された場合は「太上天皇(上皇)」になられるものと
思われるが、この「太上天皇」は1817年の光格天皇の譲位を最後に行われていない
こと(実現すればおよそ200年ぶり)、現在の皇室典範では明示されていないなど、
いろんな意味で波紋を呼んでいるようだ。
しかし、この天皇陛下の生前譲位の意向表明は思わぬ形で憲法改正議論(と皇室典範
議論)にも影響しそうである。
今までの改憲議論が現実の政治から無関係な浮いたものだというつもりはないが、天皇退位後の扱いなんて今現在の日本国の統治システムの根幹に影響してくるわけで、それを想定していない日本国憲法は許容できない欠陥を抱えることになる。戦後最も改憲に向き合う必要が高まったともいえる。
— しわすみ (@s_w_s_m) 2016年7月13日
先の第24回参院通常選挙で自民・公明・おおさか維新(公明・お維は改憲勢力
といえるか疑問だが)が参院議席数の2/3を占めたことも相まって、憲法改正議論
が活発なるか注視する必要はありそうだ。