ブレクジット(イギリスのEU離脱)を巡るEU離脱法案の採決がおこなれて事前の予想通り政府案が否決された。
…が、与党保守党内から大量の造反が出てその賛否の差が「賛成202反対432」のダブルスコアで否決された。
イギリス🇬🇧
— 欧州選挙 (@EuropeElect) 2019年1月16日
EU離脱案採決
・賛成 202
保守党 196
労働党 3
無所属 3
・反対 432
保守党 196
労働党 248
SNP 35
自由民主党 11
DUP 10
無所属 5
プライドカムリ 4
緑の党 1
大差で否決。与党保守党から大量の造反が出た。
(訂正)
— 欧州選挙 (@EuropeElect) 2019年1月16日
反対した保守党議員は196人ではなく118人です https://t.co/dA3KKyTKdG
これを受けて、庶民院(下院)では野党労働党が内閣不信任決議案を提出し、採決されるという。
こうなると、メイ首相は3日以内に代替案を出さねばならいようだが、どうやら万事休すという状況らしい。
まぁ、内閣不信任案決議案の採決次第ということになりそうだが、彼女を待ち受けるのはハッピーエンド(内閣不信任案の否決で延命?)か、それともバットエンド(内閣不信任案決議案の可決で解散総選挙or総辞職)になるのか。
どちらにしても、EU離脱をめぐってイギリス世論を分断し他のEU加盟国まで飛び火したこの問題がいよいよクライマックスに向かっていることだけは間違いなさそうだ。