今回の臨時国会の目玉政策である「外国人材受け入れを可能にする改正出入国管理法」が、半ば自民党が衆院法務委員会での採決を強行した中で通過した。
当然、政府・自民党に対しては非難の嵐。
働き方改革の法案でもそうだが、データがデタラメな法案を通す与党ってバカ丸出しじゃね? --- 入管法、27日に衆院採決=与党方針、維新と修正合意 (時事通信社 - 11月26日 21:01) https://t.co/2zdXS6MSqO
— 松浪亮介 (@mekatoro100) 2018年11月27日
外国人材拡大で法案を通そうとする与党に、大臣の不信任案を出す野党といういつもの構図だが、NHKが当たり前のように「与野党の攻防が山場を迎えています」と淡々と言うとこにオレは不信任。質疑が始まって間もないのに、山場とすることで採決を正当化するようだな。 pic.twitter.com/BAQscAQdnt
— 松野大介 (@daimatsuno) 2018年11月27日
入管法改正について「与党平沢氏が質疑すればするほど問題が明らかになるから採決すると。粗悪品だとわかっているのに納期が決まっているから、それも首相の飛行機の時間が納期、採決すると」辻元議員。立憲代議士会。
— まさのあつこ (@masanoatsuko) 2018年11月27日
本会議は山下大臣の不信任案から pic.twitter.com/KRdIxAMn4m
入管法改定案が十分な論議もなく中身が極めて曖昧なまま、衆院を強行採決した。国民は大いに不満のはずだ。 / 入管法改正案、衆院法務委で可決 (共同通信) #NewsPicks https://t.co/rEKDbEyqRE
— 田原総一朗 (@namatahara) 2018年11月27日
個人的にも容認はできないし、そもそも何をそんなに急ぐ必要があるのかさっぱりわからない。
本来は保守である人たちからも非難は出ているが、
「移民政策はとらない」と誓約して政権を奪還した党が、移民に直結する法案を強行可決した姿に呆然とする。外国人を必要数入れれば人手不足は解消するだろう。だが、日本社会、日本人の雇用は守れるのか。技能実習生の大量失踪を見れば、政府を信じろというのが無理だ。#外国人労働者受け入れ拡大
— 山際澄夫 (@yamagiwasumio) 2018年11月27日
一部では「野党が反対しているということは実はいい法案なんだろう?」という謎理論まで飛び出す始末だから話にならない。
本来であれば、安倍首相支持者や保守な人たちがもっと声を挙げて阻止(もしくは徹底的な議論)をしなきゃいけないのにねぇ。
そういういう人たちには「それでいいのか…?」と問いたいところである。
しかしながら、衆院法務委員会で可決した以上衆院本会議での通過は確実だし(自民党が3分の2の議席持ってるし)、焦点は参院での審議かな。
特に、参院自民党にはこの法案に反対していた青山繁晴参院議員がどういう対応を見せるのか、個人的には注目していきたい。