時事雑感

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ジリ貧

志位和夫委員長が長年党首(党中央委員長)を務めている日本共産党が揺れている。

きっかけは日本共産党員(元安保外交部長)が党首選の実施を求めて、週刊誌で公然と志位和夫委員長を批判し始めたことだ。

www.msn.com

思えば、党首選が行われていないのは日本共産党公明党のみ。

党首在任期間も公明党山口那津男代表(13年、2009年9月8日-現職)に対して、志位和夫委員長は(22年、2000年11月24日 - 現職)と、現存している国政政党では最長期間となり、「ほぼ独裁」と揶揄されてもしかない。
その公明党も代表選はあるようだが、「結局現職以外に立候補する人がいなかったので行われていない」のであり、日本共産党には「党首選という制度がそもそも存在」しないのだから尚更問題である。

日本共産党世論調査における政党支持率の低迷、地方議会でも候補者が落選(議席の喪失)ということもありジリ貧状態なので、党首選を行うように提案した日本共産党員は記事もある通り、「共産党は“怖い”と思われている」という危機感からこのような大胆な発言をしたのだろうが、当の執行部(志位和夫委員長)はというと、

www.jcp.or.jp

と「(日本共産党員の言動についての党の見解は)『しんぶん赤旗』に書いてありますから、ぜひそれを熟読していただきたい」と言わんばかりにまるで他人事よう。
他方で、読売新聞の取材では、
www.yomiuri.co.jp

「党首公選について「(実施すれば)必ず派閥ができる。派閥は作らないことが(党の)大原則」と否定しているらしいが、結局のところ今の状況をを理解できていない模様。

まぁ、「日本で現存している政党では最古」で結党100年の歴史を誇る日本共産党も、そのうち国政要件を失い国会から消える日も近そうだな。

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