分裂へ - 時事雑感

といっても、地方議会での話。

先の統一地方選を受けて都道府県議会選挙があった自治体では、定例会議に向けて新会派の結成が進んでいる。

特に注目されているのは神奈川県議会。

www.yomiuri.co.jp

立憲民主党の会派が3つに分かれる異例の事態になったいるらしい。

(読売)
神奈川県議会…立憲民主３分裂
26人が当選した立民は、無所属や推薦した８人を加えて、立憲民主党・かながわクラブ14人、立憲民主党10人、かながわ未来10人を構成。

「自民党に対峙たいじする前に内紛を繰り返すのは我々らしい」（中堅県議）と自嘲する声も聞かれた。
— 永田住人 (@sabakuinu) 2023年5月9日

記事によれば,

(昨年の参院選における内紛)

立憲民主党の笠ひろふみ議員の参院選神奈川選挙区の寺崎候補の切り捨てツイートは、党内の者しか知り得ない内部情報をわざわざ選挙期間中にツイートした訳で、党内会議の発言をメディアにリーク、フェミ活動家に騒がれ、離党に追い込まれ議員辞職した本多平直リーク事件と構図は同じ。これが立憲の体質 pic.twitter.com/JQKiFih3N2
— また正義が勝ってしまった！ (@Schwalbe_Kikka) 2022年7月5日

（立憲民主党神奈川県連内のハラスメント）

私も昨年10月の衆議院議員選挙でこの浦道県会議員等に嫌がらせされました。
立憲民主党の政策には多様性や弱者の立場を守るといいながら党内での対応は残念な限りでした。選挙時のお金絡みの問題やいじめなど。私は選挙間近の時期にパワハラされ県連や党本部に相談しましたが、対応が無く動きが取れず pic.twitter.com/gErZ4penc1
— 岡本英子 (@okamoto_eiko) 2022年9月12日

dot.asahi.com

が原因だそうだが、国政野党第1党の政党が地方議会で分裂するとは珍しい。

で、中央（立憲民主党党本部）でははというと。

立憲民主党は、4月の衆参の補欠選挙で議席を獲得できなかったことを受けて両院議員懇談会を開き、泉代表は、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。

立民蓮舫氏
「一番変えなければいけないのは泉代表の認識」https://t.co/otr7PoQe5e
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年5月11日

出來なかったら辞任。という発想ではなく、立憲民主党の議席を伸ばすという決意と覚悟を示しました。
立憲民主党は、米国民主党のように中道とリベラルが主軸の党として、皆様の生活を向上させるために働きます。 https://t.co/nfKHtFLdeA
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年5月11日

泉健太の悲壮な（？）決意を示したものの、党内から大ブーイングで早速この人がかみつく。

その場に伝わったとは思えないですが、こういう弁明はどうなのか。 https://t.co/gdzXd3Ctzo
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) 2023年5月11日

おまけに党内からはこのありさまだし、

(´º∀º｀)ﾌｧｰwᴡwww pic.twitter.com/vHqzDNzMRS
— やるオー寿司ン (@Yaruo2023) 2023年5月12日

明石市長を引退した人からは、

ハッキリ言うが、今の『立憲民主党』に未来はない。政党とは、権力を奪取し、その権力を行使して、国民を幸せにするためにあるものだ。全選挙区に候補者を擁立し、政権交代を目指さずして、野党の存在価値はない。いったん解散して、ゼロからやり直してみてはいかがか・・・ https://t.co/rqEgBNlMdb
— 泉房穂（いずみふさほ） (@izumi_akashi) 2023年5月9日

凝んなことを言われる始末。泉健太代表の胸中はきっとこんな感じなんだろうなぁ。