2月4日の京都市長選の告示日(1月24日)を10日後に控えて大きな動きが出てきた。
維新候補者推薦取り消しへ - 京都市長選、元市議村山氏https://t.co/axGxTXUyQp
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2024年1月11日
キッカケとなったのは、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が報じた、京都市長候補者である村山祥栄(維新・国民民主党推薦)の政治資金パーティーに関する疑惑。
【スクープ続報】維新推薦・村山祥栄氏の連続政治資金パーティー(収益率驚異の99%)。京都民報1/14号が続報。
— やまね智史 京都市会議員 日本共産党 (@yamanetomofumi) 2024年1月11日
なんと今回も5回連続パーティーを計画。しかし昨年12月に京都民報が報じて以降は急きょキャンセル。
本人は「(開催されたパーティーに)参加したかどうかも分からない」と。そんなことある? pic.twitter.com/RotFix4nX2
これを受けて、維新と国民民主党が村山祥栄に対する推薦を取り消す事態になっている。
【速報】国民が村山氏推薦を撤回、松井氏推薦へ 京都市長選 https://t.co/x0TNPJOrUl
— 京都新聞 (@kyoto_np) 2024年1月12日
国民民主党は旧民主党政権(鳩山由紀夫内閣)で官房副長官を務めた松井孝治を推薦し、自民・公明・立憲民主と相乗りする形になり、
【速報】京都市長選、教育無償化を実現する会も村山氏の推薦取り消しへ 市長選は自主投票に 維新も自主投票に https://t.co/smolqcKmie
— 京都新聞 (@kyoto_np) 2024年1月12日
維新は自主投票になり、前原誠司が代表を務める「教育無償化を実現する会」も推薦を取り消しし京都で維新と前原新党の共闘は事実上瓦解。
他方で、中央では「維新と前原新党が統一会派を組む」と問う報道があり、
維新と前原新党、統一会派結成で最終調整 https://t.co/6u1bVIVENV
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2024年1月12日
維新会派は衆院41人、参院19人を擁しており、新党の前原誠司代表ら5人と合流した場合、統一後の会派は衆院45人、参院20人となる。
地方と中央で相反する報道がある。
こうしたこと受けてSNSでは前原誠司を「本家壊し屋」である小沢一郎に次ぐ「新・壊し屋」ではないかと総ツッコミの嵐。
言われてみれば、小沢一郎が壊したものは「自民党、細川連立内閣、新進党、旧民主党」と所属した党で壊してきたが、前原誠司も「旧民主党(1度目の代表の時、「永田メール事件」がキッカケ)、旧民進党(2度目の代表の時、旧希望の党との合流騒動)、国民民主党」と所属してきた党で壊してきた。