時事雑感

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辛勝

本日投開票が行われた八王子市長選は自公が推薦し小池百合子東京都知事が支援した候補者が当選。

八王子市といえば、安倍派(清和政策研究会)の一人で裏金疑惑が報じられた萩生田光一政調会長の地元(東京24区)であり、今回の裏金疑惑がどのように影響するかに注目が集まっていた。

結果は自ら乗り込んで支援した市長候補が当選。

…とはいえ、投票率90%を超えるまで立憲民主党日本共産党など(維新を除く)国政野党が支援する候補者と競り合う事態になり、最後は公明党創価学会)や小池百合子によって辛勝できた格好。

八王子市といえば、故池田大作元会長によって創価大学の本部があり、それなりに創価学会員がいることは容易に推察できるし、萩生田光一が関係を持っていた旧統一教会もある。

投票締め切り直後には、「野党系候補がやや先行」という記事も出たが、

「最後はやっぱり公明党創価学会)票だな」という声が出ていたので、まさにその通りになった。(この調査では期日前投票は含まれておらず、創価学会員は多くが期日前投票に行く…らしい)


今回の八王子市長選の結果を受けて、裏金疑惑で追及されている萩生田光一にとっては「首の皮一枚つながった」と言えるだろうが、実際にはそういうわけにも行かないようだ。

八王子市長選で与党系候補者が勝てたのは、(何故か都民ファーストの会前都議が出馬していたにも関わらず)支援してくれた小池百合子のおかげだろうし、これが無かったらどうなっていただろう。

公明党も、一連の裏金疑惑では自民党に対して厳しい態度を取っているし、それでも支援してくれた公明党には益々頭が上がらないのではないか。

これで、与党系候補者は東京都内では江東区長選・武蔵野市長選に続き3連勝となった。逆に立憲民主党を中心にした野党は昨年の国政選挙(千葉5区、長崎4区、参院大分の各補選)から続く「接戦に弱い」という弱点をまたしても露呈してしまった形。(逆に言えば、自公候補に対して接戦に持ち込み健闘している…とも言えそうだが)

26日は通常国会が開会されるが、ここでも裏金問題は引き続き追及されるだろうし、能登半島地震の被災地支援について議論もされるだろう。

これからも、永田町を中心とした政治の話題に目が離せない。

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